五條ネタonlyの戯言しかありません(多分)
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自衛隊まで出動したために、東京は通行を規制されて、装甲車が公道を走って、ヘリが上空を飛び回り、外出を控える呼びかけがあるそうです。
でも反応は、怯えたり、あおったり、はしゃいだり、無関心だったりと、人それぞれな様子。
銀座は街全体が、いま他で起きていることを無視して日常を過ごす姿勢を貫いているみたいで、ふつうい買い物客なんかも多いんだって。『ミューズ』にも普通に新進画家の絵を求める客が笑顔でやってくるそうな。
亮司は都内で起きている騒動に、複雑な感情を抱いている様子です。昨日までの日本がウソみたいだと呟く亮司に対し、サーシャは逆に、この静けさが嘘に思えると云います。
すぐ近くで多くの血が流れているのに、大半の日本人がまるで遠い外国で起きていることのように無関心なことに対して、そんなふうに告げたサーシャに対し、無関心な人間には2タイプあると亮司は告げます。
1つは裕福な連中で、こういう連中は社会がどう変わろうと自分たちには影響がないと思っている。もう1つは、ファービーに侵されている人間、だってさ。
こうなることを予想してファービーを広めたのかと訊ねる亮司に、サーシャは否定します。実際、ファービーの副作用に気付いたのは完全に普及した後だったし、いまでも判らないことがあるし。ただあれを常用している人間は、他人に感情をぶつけなくなって、暴力や支配と云った感情を失っていくから、ある時点までは好ましい作用とさえ思われたいたんだって。だから「ファラビア7」も好調に売れているらしいよ。そしてその売上げが、パイトゥーンのような悪党の懐を潤す一方で、ベトナムにあるような専用の病院を存続させるためにも役立っているそうな。
けど、日本の若者が、いま日本で起きていることに無関心なのは、全部が全部ファービーのせいじゃないくて、もともと他の血に対する鈍さゆえの民族的遺伝だと告げるサーシャに、亮司は講釈はたくさんだと云い切るけど、だからと云ってサーシャを責めても仕方ないことも判っているから、やりきれないみたいです。
サーシャ曰く、自分の祖国の民は無関心じゃなかったけど、過度の期待をし続けた結果、違う体制の誕生に手を貸して、でも結局それで何が変わったわけでもなくて、何も改善されてないと断言。関心さえあれば物事がいい方に向かうわけではないと云い切ります。
その言葉に対し、亮司も否定はしないけど、それでも今回の騒ぎに便乗して暴走しかけている自営外の一部なんかの動きに懸念を覚えます。そのことによって、自衛隊なんかが実際に多国籍の排除に乗り出せば、これまで危ういながらもうまく保たれていた日本人と多国籍の全面対決になることを恐れますが、サーシャは「それでいい」とにっこり。こなごなになってそれきりなのか、それともまた新しい関係が生まれるのか…自分の祖国がしたように、日本もやってみればいいと云い切ります。
一方、大川さんはリャンの始末を頼んだ相手と電話でお話し中。どうやら櫂のようです。
櫂はリャンのことを、美人で殺気があって、綺麗な表情をしている人間だったと褒めます。忘れられない…きっと描くよ、と変なところで褒めまくり。
大川はリャンが日本人の右翼と接触していたことにも気付いていて、彼女は味方になってくれる相手を選ぶ余裕がなかったから、自分が殺さなければきっと日本人が彼女を殺していたと断言。そんな大川に対し、櫂は不満そう。どうやら櫂は大川が嫌いな様子です。と云うか、これまで櫂が殺してきたのは、何の恨みもない人間ばかりなんだって。恨みがないから、殺す時は不思議な気持ちになるそうな。神の前に生贄を捧げるような気分とやらで……でも、そんな櫂にも恨んでいる人間が2人いて、大川と釜崎だそうです。だから大川と釜崎は、いつか必ず心の底から殺したくて殺すんだって。それを忘れるなと宣言して電話を切った櫂に、大川はそれほど遠くない将来に、彼が自分を殺しにくることを確信します。
そう考えた時、誰を盾にすれば櫂は自分を殺さないかピンと来たみたい。それができるのはただひとり、詩神だ。ってさ。
リーチェンは長谷川満夫のとこから盗んだ翡翠の腕輪を持って、教会でモーリンと待ち合わせ。
ウキウキルンルンのリーチェンでしたが、教会にはパイトゥーンがいて、リーチェンおろおろ。NK化粧品の守衛にパイトゥーンが潜り込ませている守衛がいて、それでリーチェンの行動は筒抜けだったようです。
金目のものがたくさんある中で、翡翠の腕輪だけを盗んだ理由を訊ねるパイトゥーンに、逃げ場のないリーチェンは仕方なく「ある人に頼まれた」と告白します。翡翠の腕輪はもともとある女の人の形見で、その女の人の息子のために盗んだことを告げるリーチェンと、途中からやってきたモーリンに、パイトゥーンは自分とその翡翠の腕輪の関係を告白します。
どうもパイトゥーンの初めての女が、鳩の母親の母親らしいです。つまり鳩の祖母はカンボジアの娼家の生まれでフランス人の血も引いていたらしいけど、美しくてずる賢い女だったそうな。いやしい生まれを隠して、プノンペン中の男から喝さいを浴びる踊りと美貌で素性を隠して名家の妻の座に収まり、ついでにその家に代々伝わる翡翠の腕輪も自分のものにしたんだって。その腕輪は、彼女から彼女自慢の娘へと引き継がれたけど、その娘にはパイトゥーンは一度も会うことがなかったとのこと。
そんでもって鳩の母親はポル・ポト派に捕まって収容所で死んだけど、ティット家の主はポル・ポト派に寝返ったそうな。つまり自分の身を守りたいばかりに、娘と生まれたばかりの孫をティット家の主は見捨てたとのこと。つまり鳩の爺さんね。
けどパイトゥーンは、その翡翠の腕輪を持って密航船を捜していた男がいたことを知っているから、幼い孫=鳩が奇跡的に生き延びたことは知っていたみたい。そんでもってティット家の裏切りの証である翡翠の腕輪は、やはり裏切りの血を持つ自分にふさわしいと思っていたけど、でもそれは君にやろうとパイトゥーンはモーリンに云います。ティット家の裏切りの血のことは、鳩には絶対に言えないと泣き出すモーリンに、どうするかは君が決めればいいと云ってパイトゥーンは教会から出ていきました。
そんでもって場面が変わって、今度は久々に出てきた嘉瀬と一紀。
どうやら会長ばあさんは、すでに床から離れられない状態で、みんなの前に姿を見せるのはもやは葬式の時だけだろうってささやかれているそうです。
清が死んだ時に組織は何も変わらなかった事実や、会長が新参者のキラを気に入って、長年組織にいた幹部たちを差し置き、キラに多くのものを与えようとしていることなんかを考えて、会長が亡くなった後でも自分が今の地位にいられる保証はないと踏んだ嘉瀬は、騒動が起きている今の機会を利用して宇都宮を潰す計画を立てることにします。
そのために田沼と手を組むことを考え、だから自分たちも多国籍でなくなればいいと断言する嘉瀬に、一紀は最初は絶句しますが、結局はいつものごとく「俺は兄貴の犬ですから」と笑って告げて、嘉瀬についていくことを断言します、と云うところで終了。
ってな感じで、今月は久しぶりに発売日にゲッツできたよ。
と思ったら、喪国ってもう10回目だったらしい。
あと数回?
でも第3章って書いてあるし、多分4章くらいまで行くだろうから、まだ5回くらいは続くのかな??
大川が亮ちゃんを利用しようとしているのが、ちょっとヤな感じ。ぶるぶる。
でも反応は、怯えたり、あおったり、はしゃいだり、無関心だったりと、人それぞれな様子。
銀座は街全体が、いま他で起きていることを無視して日常を過ごす姿勢を貫いているみたいで、ふつうい買い物客なんかも多いんだって。『ミューズ』にも普通に新進画家の絵を求める客が笑顔でやってくるそうな。
亮司は都内で起きている騒動に、複雑な感情を抱いている様子です。昨日までの日本がウソみたいだと呟く亮司に対し、サーシャは逆に、この静けさが嘘に思えると云います。
すぐ近くで多くの血が流れているのに、大半の日本人がまるで遠い外国で起きていることのように無関心なことに対して、そんなふうに告げたサーシャに対し、無関心な人間には2タイプあると亮司は告げます。
1つは裕福な連中で、こういう連中は社会がどう変わろうと自分たちには影響がないと思っている。もう1つは、ファービーに侵されている人間、だってさ。
こうなることを予想してファービーを広めたのかと訊ねる亮司に、サーシャは否定します。実際、ファービーの副作用に気付いたのは完全に普及した後だったし、いまでも判らないことがあるし。ただあれを常用している人間は、他人に感情をぶつけなくなって、暴力や支配と云った感情を失っていくから、ある時点までは好ましい作用とさえ思われたいたんだって。だから「ファラビア7」も好調に売れているらしいよ。そしてその売上げが、パイトゥーンのような悪党の懐を潤す一方で、ベトナムにあるような専用の病院を存続させるためにも役立っているそうな。
けど、日本の若者が、いま日本で起きていることに無関心なのは、全部が全部ファービーのせいじゃないくて、もともと他の血に対する鈍さゆえの民族的遺伝だと告げるサーシャに、亮司は講釈はたくさんだと云い切るけど、だからと云ってサーシャを責めても仕方ないことも判っているから、やりきれないみたいです。
サーシャ曰く、自分の祖国の民は無関心じゃなかったけど、過度の期待をし続けた結果、違う体制の誕生に手を貸して、でも結局それで何が変わったわけでもなくて、何も改善されてないと断言。関心さえあれば物事がいい方に向かうわけではないと云い切ります。
その言葉に対し、亮司も否定はしないけど、それでも今回の騒ぎに便乗して暴走しかけている自営外の一部なんかの動きに懸念を覚えます。そのことによって、自衛隊なんかが実際に多国籍の排除に乗り出せば、これまで危ういながらもうまく保たれていた日本人と多国籍の全面対決になることを恐れますが、サーシャは「それでいい」とにっこり。こなごなになってそれきりなのか、それともまた新しい関係が生まれるのか…自分の祖国がしたように、日本もやってみればいいと云い切ります。
一方、大川さんはリャンの始末を頼んだ相手と電話でお話し中。どうやら櫂のようです。
櫂はリャンのことを、美人で殺気があって、綺麗な表情をしている人間だったと褒めます。忘れられない…きっと描くよ、と変なところで褒めまくり。
大川はリャンが日本人の右翼と接触していたことにも気付いていて、彼女は味方になってくれる相手を選ぶ余裕がなかったから、自分が殺さなければきっと日本人が彼女を殺していたと断言。そんな大川に対し、櫂は不満そう。どうやら櫂は大川が嫌いな様子です。と云うか、これまで櫂が殺してきたのは、何の恨みもない人間ばかりなんだって。恨みがないから、殺す時は不思議な気持ちになるそうな。神の前に生贄を捧げるような気分とやらで……でも、そんな櫂にも恨んでいる人間が2人いて、大川と釜崎だそうです。だから大川と釜崎は、いつか必ず心の底から殺したくて殺すんだって。それを忘れるなと宣言して電話を切った櫂に、大川はそれほど遠くない将来に、彼が自分を殺しにくることを確信します。
そう考えた時、誰を盾にすれば櫂は自分を殺さないかピンと来たみたい。それができるのはただひとり、詩神だ。ってさ。
リーチェンは長谷川満夫のとこから盗んだ翡翠の腕輪を持って、教会でモーリンと待ち合わせ。
ウキウキルンルンのリーチェンでしたが、教会にはパイトゥーンがいて、リーチェンおろおろ。NK化粧品の守衛にパイトゥーンが潜り込ませている守衛がいて、それでリーチェンの行動は筒抜けだったようです。
金目のものがたくさんある中で、翡翠の腕輪だけを盗んだ理由を訊ねるパイトゥーンに、逃げ場のないリーチェンは仕方なく「ある人に頼まれた」と告白します。翡翠の腕輪はもともとある女の人の形見で、その女の人の息子のために盗んだことを告げるリーチェンと、途中からやってきたモーリンに、パイトゥーンは自分とその翡翠の腕輪の関係を告白します。
どうもパイトゥーンの初めての女が、鳩の母親の母親らしいです。つまり鳩の祖母はカンボジアの娼家の生まれでフランス人の血も引いていたらしいけど、美しくてずる賢い女だったそうな。いやしい生まれを隠して、プノンペン中の男から喝さいを浴びる踊りと美貌で素性を隠して名家の妻の座に収まり、ついでにその家に代々伝わる翡翠の腕輪も自分のものにしたんだって。その腕輪は、彼女から彼女自慢の娘へと引き継がれたけど、その娘にはパイトゥーンは一度も会うことがなかったとのこと。
そんでもって鳩の母親はポル・ポト派に捕まって収容所で死んだけど、ティット家の主はポル・ポト派に寝返ったそうな。つまり自分の身を守りたいばかりに、娘と生まれたばかりの孫をティット家の主は見捨てたとのこと。つまり鳩の爺さんね。
けどパイトゥーンは、その翡翠の腕輪を持って密航船を捜していた男がいたことを知っているから、幼い孫=鳩が奇跡的に生き延びたことは知っていたみたい。そんでもってティット家の裏切りの証である翡翠の腕輪は、やはり裏切りの血を持つ自分にふさわしいと思っていたけど、でもそれは君にやろうとパイトゥーンはモーリンに云います。ティット家の裏切りの血のことは、鳩には絶対に言えないと泣き出すモーリンに、どうするかは君が決めればいいと云ってパイトゥーンは教会から出ていきました。
そんでもって場面が変わって、今度は久々に出てきた嘉瀬と一紀。
どうやら会長ばあさんは、すでに床から離れられない状態で、みんなの前に姿を見せるのはもやは葬式の時だけだろうってささやかれているそうです。
清が死んだ時に組織は何も変わらなかった事実や、会長が新参者のキラを気に入って、長年組織にいた幹部たちを差し置き、キラに多くのものを与えようとしていることなんかを考えて、会長が亡くなった後でも自分が今の地位にいられる保証はないと踏んだ嘉瀬は、騒動が起きている今の機会を利用して宇都宮を潰す計画を立てることにします。
そのために田沼と手を組むことを考え、だから自分たちも多国籍でなくなればいいと断言する嘉瀬に、一紀は最初は絶句しますが、結局はいつものごとく「俺は兄貴の犬ですから」と笑って告げて、嘉瀬についていくことを断言します、と云うところで終了。
ってな感じで、今月は久しぶりに発売日にゲッツできたよ。
と思ったら、喪国ってもう10回目だったらしい。
あと数回?
でも第3章って書いてあるし、多分4章くらいまで行くだろうから、まだ5回くらいは続くのかな??
大川が亮ちゃんを利用しようとしているのが、ちょっとヤな感じ。ぶるぶる。
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